こんにちは!
鍼灸マッサージサロン ルクスの瀬川です!
今回は「東洋医学で大切にしていること」についてご紹介していきたいと思います。
前回の記事では「美容鍼の効果について」投稿をさせていただきました。
「まだ読んでない!」という方がいらっしゃったら、下のボタンから飛んで読めるのでぜひお読みください!
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さて、今回の記事は「東洋医学」をメインにした内容になっています。
よくお客様に東洋医学について聞くと
「東洋医学?!何それ?足ツボ…?」
みたいな答えがよく返ってきます…!
やっぱり世間のイメージでは「足ツボ=中国=東洋=東洋医学」なんだと、そういった答えが返って来るたびにそう感じます。
やはりイメージってめちゃくちゃ大切だとつくづく思います。
と言ったように、あまりイメージが湧かない、湧きづらい「東洋医学」ですが今回は深堀させていただきます!
正直、好き嫌いが分れやすい内容になっているとは思います。
だけど、好きな人にはとことん刺さる内容になっていると思いますので、最後までどうか楽しんでお読みください!
それではいきましょ〜!
完全予約制/完全個室型 鍼灸マッサージサロン ルクス
ルクスは、令和3年3月にオープンした「完全個室プライベート鍼灸マッサージ・整体サロン」どんな方でも落ち着き、リラックスできる完全個室のプライベートサロンを目指しております。当サロンでは、鍼灸・マッサージ・整体の施術であなたの健康をサポート。「鍼灸治療」に関しては、多くのデスクワーカーが患っているであろう頭痛、首肩コリ、腰痛に適しています。当サロンの看板メニューである「美容鍼」に関しては、体の中から美しく、トータル美容をサポート。鍼は血流を促進させ、細胞活性化、代謝促進、水分量増加、リフトアップ、肌環境の改善などに効果が期待できます。「骨格整体」に関しては、猫背や首こり肩こりには「猫背整体」骨盤の歪みには「骨盤整体」でアプローチを加えていきます。そして、全身の歪みが強い方には「全身整体」がオススメ。ぜひ、あなたのトータルバランスにご協力をさせてください。そして、より良い健康を手に入れましょう。
店名 鍼灸マッサージサロン ルクス
住所 〒231-0007 神奈川県横浜市中区弁天通2-34-2 友井ビル2階B号室
電話 045-315-4823
そもそも東洋医学とは?
今回の主役である東洋医学について説明をすると
『中国で発祥し、中国・日本・韓国などで発展した医学の総称』のことを指します。
起源を遡ると2,000年以上も前にもなり、とんでもない歴史があるのも頷けます。
ただ、日本でいう東洋医学の場合、「中国の伝統医学」を指すの普通です。
紛らわしい言い回しで申し訳ございません…!
余談ですが、1950年に中国では伝統医学の再整理が入り、現在ではこちらの伝統医学のことを「中医学」と呼ばれています。
そんな東洋医学ですが、西洋医学とはかなり違った角度から症状をみるのはご存じでしょうか?
シンプルにお伝えすると
・東洋医学は、心身全体を一つとしてみる医学
・西洋医学は、パーツの集合体でからだをみる医学
になります。
例えば、風邪を引いた場合、西洋医学では病気の原因となっているパーツを探し出し、そのパーツが正常になれば治ったとします。
その一方、東洋医学では、そのパーツだけではなく、からだ全体の調子を整え、全体が良くなればその症状もなくなるといった考えです。
上記の内容にプラスして、東洋医学の場合はからだ全体の調子というときには、肉体だけではなく、心の状態も入って来るのがまた違うポイントだと考えます。
万物を司る「気」
古代中国の哲学では「宇宙全体を一つのまとまりのある存在」として考え、それを「統一体」と呼んでいました。
宇宙=人間・大気・大地・水・鉱物etc...
みたいなイメージ!
宇宙というは、さまざまなものが複雑に絡み合い、構成されているような意味合いです。
ですから、人間のからだの中で起きる様々な生命現象は統一体の中で起きる現象と強く結びついていると考えます。
そして、それらすべて、万物を構成するのは「気」と古代中国では考えられてました。
気は常に動き、姿・形も変えます。
自然の現象も人間のからだの中で起きる変化も全て、「気」が関わっていると考えます。
「つ、ついてけない…」と思う方も既に出てきたかもしれません(笑)
ただ、意外とこの「気」の問題、日常生活でもみなさん何気に使っているのはお気づきですか?
「気分上々」
「気分が向かない」
「病は気から」などなど…
意外とみなさん、使っていると思います!
結論、「気」は人間のからだや万物を構成し、気の変化によって、からだの内部も機能しているといった内容です。
背中合わせの「陰と陽」の関係
さて、お次は「陰」と「陽」。
よくイメージ?で上記の画像に似たようなものを、みなさん絶対どこかで見たことはありますよね?
自分の原点は、小さい頃に流行ったベイ◯レードというアニメに出てくるキャラが陰陽のマークがプリントされた額当てをしていたのが出会いのキッカケです!年代ばれますね…笑
そんな話はさておき、こちらのの「陰」と「陽」。
古代中国では、宇宙の存在するあらゆるものを「陰」と「陽」という、対立する二つの属性に分けられるとされています。
・陰の性質は、暗い・重たい・冷たいetc...
・陽の性質は、明るい・軽い・暖かいetc...
現代でいえば「陰キャ」「陽キャ」なんかも陰陽論に基づいていると思われます…!(たぶん)
さらに、陰と陽に分類された物事の内部も、さらに「陰と陽で分類」することが可能なのです。
例としてあげると、同じ昼間でも、午前は陽で午後は陰となります。
…難しいことは考えず、陰陽論はこんな感じです!
陰陽の移り変わり
ちなみにこの「陰陽」のバランスは、量と強さが同じぐらい(5:5)が丁度良く安定した状態と言えます。
しかし、この陰陽のバランスは常に一定ではなく、事あるごとに変化するのです。
イメージとしては「シーソー」に近いかもしれません。
「陽」が強くなれば、それを抑えようと「陰」が強くなり、逆に「陰」が強くなり過ぎれば「陽」が抑えようと強くなるといった感じです。
この特製のおかげで万物のバランスはとれていると言えるでしょう。
「気」「血」「水」 それは健康のバランスを整える秘訣
それでは、東洋医学では、どのように人のからだをみているのでしょうか?
まず東洋医学の考えた方では、人のからだを「気」「血」「水」で構成されていると考えています。
東洋医学でいう「水」は「津液(しんえき)」とも呼ばれる!
・気 ▶︎ 基本の要素であり、万物を構成する。
・血 ▶︎ 脈管を流れ、全身に栄養を運ぶ役割。脈管に出ることはないので体外にも出ることはない!
※東洋医学の「血」は西洋医学の「血」とは若干違うので注意!
・水 ▶︎ からだの中にある「血」以外の水分。全身を潤す役割。「血」と違って体外に出る(涙など)
上記の通り、それぞれ役割があります!
基本要素を動かす「精」
上記の三つの基本要素は、「精」と呼ばれるものによって働きます。
精は、全ての成長・活動エネルギーの源になり、二つの精にも分けることができます。
それは
・先天の精 ▶︎ 両親から受け継いだ精
・後天の精 ▶︎ 食べ物を食べて得られる精
の二つ。
生命エネルギーを維持する「気」
生命エネルギーを維持する「気」
人体の中で「気」はどのようにつくれているのでしょうか?
こちらも大きく分けて二つあります。
・水穀の精微 ▶︎ 飲食物を消化・吸収して得られる物質。
・精気 ▶︎ 外から吸い込むきれいな外気
※もっと深堀すると前述した「精」からもつくられます。頭の片隅にでも入れていただけると幸いです…!
そんな「気」ですが、からだを構成する他に、生命を活動させるため沢山の働きがあります!
・血、水、臓器を動かす
・からだを温める
・病気からからだを守る
・血や水がからだの外から漏れ出ないようにする
めちゃくちゃ働いてくれますよね!
体内の各器官に栄養を届ける「血」
「血」は脈官の中を流れる赤い液体です!
そして、全身の組織や器官に栄養を届けてくれます。
そんな「血」ですが、どのように作られるのでしょうか?
下の手順でそれは作られます。
1.水穀の精微(一部)が脈官に入り、清気(空気)とくっつく!
2.上記の混合物(営気という)に「心」という臓器が関わり「血」が作られる!
そして、出来上がった「血」は「肝」という臓器に貯蔵され、必要に応じて、「心」から送り出されます。
全身をめぐり、潤いを与える「水」
「水」は、からだの血以外の水分全てを指します。
そして、水穀の精微の液体部分から作られます!
「水」はからだの中を循環しますが、「血」のように脈管の中を流れることはありません。
からだの表面を巡ったり、体内で臓腑を巡った「水」は最終的に「腎」に貯まります。
この時「肺」「脾」「三焦」により、「水」は全身をめぐる!
そして「腎」に集まった「水」は、使えるものと使えないものに分けられます。
その際、使える「水」は再び循環し、使えない「水」は排泄されるのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この「東洋医学」は「西洋医学」と思った以上に違うものなのです!
特に「血」に関しては、私自身、学校で学んだ際はよく困惑しました(苦笑)
名前が一緒なのに働きが違うってのは本当に紛らわしいとよく思ったものです!
と苦い思い出が蘇りましたが、色々と勉強していくとまた違った景色や角度から物事をみれるので今となっては感謝しております。
今回はほんの序の口ですが、今後はもっと深ぼった内容を書いていこうと思います!
ぜひ、今回のような記事を読んでいただき少しでも「東洋の知識」に触れるきっかけになったらもっと嬉しいです^^
今後も皆様に喜んでいただけるような記事を作成していきますので、よろしくお願いいたします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
店舗概要
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