こんにちは!
鍼灸マッサージサロン ルクスの瀬川です。
今回はタイトル通り
「西洋医学」と「東洋医学」の違いについて説明をさせていただきます。
この西洋と東洋の違いがちょっとでもわかると、症状の見え方もきっと変わるはず!
ぜひ最後まで見てみてくださいね♪
アプローチの方法
では、まずはそれぞれのアプローチの仕方について比べてみます。
ここからは箇条書きでまとめましたのでどうぞ!
西洋医学
- 科学的な根拠に基づいた治療法を採用している
- 病気の原因を特定し、主に薬物療法、手術、放射線療法などの具体的な治療法を使って、症状や原因に直接アプローチをする
- 解剖学的な視点で人間の体を研究し、体の各部分を細かく分けて診断・治療を行う
東洋医学
- 体全体のバランスを重視し、「気・血・水」などのエネルギーの流れを整えることを目的としている
- 鍼灸、漢方薬、推拿(マッサージ)などを使い、自然治癒力を引き出すことに重点を置いている
まとめると
症状が出た場合「西洋医学」は悪い場所を治療する。
そして「東洋医学」の場合は症状が出現した場所だけでなく、からだ全体を治療するようなイメージです!
診断の方法
今度は診断の違いについて見てみましょう!
ここにも西洋と東洋の違いが明確にあります。
西洋医学
- 病気を特定するために血液検査、画像診断(X線、CT、MRIなど)を活用し、症状や病変を細かく分析
- 診断は数値や画像を基に行われ、疾患の名前がつけられる
東洋医学
- 診断では「望診(見る)」「聞診(音やニオイ)」「問診(聞く)」「切診(触る)」の四診を使い、体全体のバランスや気の流れ、五臓六腑の状態を見る
- 症状が現れていなくても、体の不調を予防するための診断が行われる
特に東洋医学に関しては「〜診」という聞き慣れない言葉もあったと思います。
前章で記載した通り、東洋医学は「一つの症状でもからだ全体」をみるので色々な角度から診断をするのです!
治療の目的
今度は治療に対しての目的も比べてみましょう!
西洋医学
- 具体的な症状や病気の原因を取り除くことを目的とする
- 細菌感染の場合は抗生物質を投与し、腫瘍がある場合は外科的に除去するなど、速やかな解決を目指す
東洋医学
- 身体全体のバランスを整え、「自然治癒力を高める」ことを重視
- 即効性のある治療というよりも、時間をかけて「体質を改善する」ことを目指す
- 病気そのものを治すだけでなく、病気になりにくい体づくりも目指す
こうして見ると違いは明らかですよね!
「西洋医学」の得意分野と「東洋医学」の得意分野、それぞれの強みもあります!
まとめ
「西洋医学」は「病気を治すこと」に焦点を当てた科学的・速効的な治療が特徴!
「東洋医学」は「体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めること」に重点を置いており、長期的な視点での健康管理を行うのが特徴!
それぞれの医学は長所・短所があり、最近では両者を組み合わせた治療も行われることが増えています!
当院では西洋医学と東洋医学の視点をもち、施術をさせていただいております。
人の数だけ人の正解があると思いますので、これからも患者様一人一人に合わせたオーダーメイドの施術で鍼灸やマッサージ、美容鍼などで健康に携わっていけたらとっても嬉しい限りです^^
最後までご覧いただきありがとうございました!