こんにちは!鍼灸マッサージサロン「ルクス」の瀬川です!
今回は「外旋六筋」という筋肉たちの総称について説明させていただきます!
ちなみに外旋六筋とは、骨盤と大腿骨を結んでくれている小さな筋肉たちの総称です。
外旋六筋という言葉の通り、「股関節の外旋運動に貢献してくれている六つの筋肉群」という意味合いがあります。
その六つの筋肉は、梨状筋、上双子筋、下双子筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、大腿方形筋。漢字ばかりですね・・・(苦笑)
お尻の表面の筋肉は大臀筋や中臀筋などに対して、外旋六筋は奥に位置しています。
結果、外旋六筋は股関節のインナーマッスルとも呼ばれています。
そして、今回は外旋六筋でもポピュラーな「梨状筋」についてスポットを当てていこうと思います!
梨状筋の起始停止
起始・S1~S4前仙骨孔の間の仙骨の正面
停止・大転子の上縁
梨状筋の機能
作用・股関節の大腿の外旋、外転、股関節の安定化
神経・血管
神経支配・脊髄神経(L5~S2)
血液供給:上臀動脈および下臀動脈
備考
梨状筋の前面に坐骨神経は通過をします。※一部例外あり。
そして、この梨状筋が硬くなり坐骨神経を圧迫してしまうと「梨状筋症候群」と呼ばれる疾患を発症してしまいます。