こんにちは!
鍼灸マッサージサロン「ルクス」の瀬川です!
今回は経皮吸収の促進に繋がるまでを更に!深掘りしていきたいと思います!
今回のテーマは前回の続きになっているので、まだお読みではない方はそちらから読んで頂くと理解が深まると思います!
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美容鍼の2大メリット!
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もし、お時間あるようでしたら最後までお読みくださいませ(^ ^)
① バリア機能の角質層
前回の投稿で経皮吸収について少し触れました。改めて説明いたしますと、物質が皮膚を透過して体内に吸収される事です。
そこを今回深掘りしていきたいと思います。皮膚の表面でバリア機能として働いているのは「角質層」と呼ばれている部分です。
例えとして、傘をイメージしてみましょう。従来の傘であれば雨が降っても、しっかりと体を守ってくれます。しかし、傘に穴が空いていたらどうでしょうか?そこから雨水が入ってきて濡れてしまいます。
これと同じようなことが経皮吸収にも言えるのです。角質層は「バリア機能」をもち、外部からの様々な侵入を防いでくれます。そのため、いかに高級なスキンケア製品を使用したとしても、皮膚のバリア機能をくぐり抜けて浸透することは難しいことでしょう。
それぐらい角質層のバリア機能は非常に強力なのです!言い換えれば、美容液を皮膚に塗っても、傘に雨水が当たるのと同様で美容液などのスキンケアには、皮膚のバリア機能を起因とした絶対的な限界があるのです!
メリット②皮膚の自己治癒力
一方、鍼で皮膚に刺入して、角質層に数多くの穴を空ける事によって物質の経皮吸収率が最大10,000倍近くになることが最近の研究結果で実証されてます。
皮膚は自然治癒力による「修復機能」を持っています。この機能によって、鍼によって作られた穴は数時間という短い時間で、あっという間に修復されてしまいます。結果、皮膚のバリア機能も回復され、感染を防ぎます。
このように、鍼を使用して、皮膚に数多くの刺針を行うことで、非常に効率的で効果的に、皮膚に物質を透過させるための経路を作れることが判明しています。
ちなみに海外では「経皮吸収の促進」についての調査研究が色々と行われているみたいです。
まとめ
今回の記事をまとめると
- バリア機能の角質層
- 皮膚の自己治癒力
になります!
上記の二つに働きがかかることによって、「経皮吸収の促進」へと繋がります。
「角質層」という言葉は聞いたことがあっても、いまいちどのようなものかわからないという方もいらっしゃると思います。そんな問題が今回の記事で、少しでも改善できれば幸いです!
次回は今回書くことができなかった「コラーゲン」について再度触れていこうと思います。
では、また!